三菱財団

 神戸児童間性暴力研究会は、2015年から施設における児童間暴力に関する調査研究を実施してきました。2015年4月~2016年9月においては、公益財団法人日工組社会安全研究財団の助成を受け、「児童養護施設における“児童間性暴力対応プロトコル(多機関連携モデル)策定に関する研究」を行い、2017年2月に「神戸児童間性暴力研究会」を立ち上げ、当該問題の調査研究を継続しました。2018年10月~2020年3月は、公益財団法人三菱財団の助成を受け、「児童養護施設等における児童間性暴力の予防・発見・対応に関する実践モデル開発に関する研究」を実施しました。


 

本研究を通じて、児童間性暴力に関心を持つ多くの関係者と繋がりを持てたことも、大きな成果の一つです。研究に協力いただいた皆様方、セミナーや学会にご参加いただいた方に、改めて感謝申し上げます。今回の研究期間においては時間は限られており、現場で活用できる実践モデルを提示するまでには至っておりませんが、今後も本研究を継続していく中で、本研究によって広がったネットワークを駆使して、幅広い知見を集約したいと思っています。

最後になりましたが、私たちの研究が大きく進んだのも、今回助成いただいた公益財団法人三菱財団様のおかげと思っております。神戸児童間性暴力研究会を代表して、厚く御礼申し上げます。                                                                                                 2020年3月 関西福祉科学大学 遠藤 洋二(神戸児童間性暴力研究会代表) 

 2018年10月から2020年3月にかけて、公益財団法人三菱財団様の助成を受け実施してきました「児童養護施設等における児童間性暴力の予防・発見・対応に関する実践モデル開発に関する研究」の報告書が完成しました。 1年半の研究成果をまとめたものであり、研究目的の「現場で活用できる実践モデル」の完成までには至っておりませんが、今後の方向性は明確にお示しできたと思っています。

「児童養護施設等における児童間性暴力の予防・発見・対応に関する実践モデル開発に関する研究」の報告書が欲しい方は、その旨と所属・氏名をメール([email protected])でご連絡下さい。なお、報告書の送付に関しては、印刷費(実費)および送料をご負担いただきます。↓

~終了しました~